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デザインとフリーランスと色々と。

フリーランスに必要な税金の知識 Lv.0

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フリーランスとして働く上で、税金のオベンキョーは避けて通れません。
税の仕組みというのはとても複雑でわかりづらく、
デザイナーのような人種には特に難儀なものです。しかし、
知れば得をし、知らなければ損をするのが税の仕組みです。
ここでは、フリーランスにとって最低限の、税の知識Lv0と言えるような
基礎を端的に紹介したいと思います。

税金に関する『単語』 Lv.0

僕が税金について学び始めた時は、税金関する書籍なんかで普通に使われている
単語の意味がよくわかりませんでした。まずは、超基本的な単語を整理してみます
この辺の単語を勘違いしていたりすると、後々に影響しちゃいますからね。
まずはこの4単語をマスターすれば、グッと個人事業主っぽい感じに

「売上」(=収入)

仕事をした対価として得た金額の事。
その1年に得た「売上」(=収入)「年収」となります。
フリーランスの場合「収入」が月によってバラバラなので、
「年収」が予測しづらいのです…。

「経費」

資料の購入や打合わせに行くための電車代等、仕事の為に使用した金額の事。
Adobeのソフトの使用料や、自宅で作業をしている人は家賃や光熱費の一部も
「経費」として扱うことができます。

「所得」

「売上」から「経費」を引いたもの。
この「所得」の額に応じて、自分が払う所得税「住民税」の税額が決まります。

「手取り」

「所得」から所得税「住民税」を引いたもの。
この「手取り」分がようやく自分のお金です。
「所得」に対して「手取り」がいくらなのかがわかると
国にどれだけ稼ぎを持って行かれているかがわかります(泣)。



税金の『種類』Lv.0

フリーランスには支払う義務のある税金がたくさんあります。
僕もまだその全容を完全に理解するには至っていません。
ここでは、多種多様な税金の中でも代表的な税金を4つ挙げて紹介します。

所得税

その名の通り、「所得」に課せられる税金のことです。
「所得」の額が大きいほど税率も大きくなる仕組みなので、
「所得」の額が大きいと「所得税」の額もどんどん大きくなります。

「住民税」

こちらも「所得」に課せられる税金で、税率は一律で10%です。
「所得」の額が大きいほど「住民税」の額も大きくなります。

「事業税」

業種によって税率が決まっており、デザイン業の場合「所得」に5%課せられます。
こちらも「所得」に課せられるので
「所得」の額が大きいほど「事業税」の額も大きくなります。
ただし、「所得」が290万円以下の場合は課されず、払う必要はありません。

「消費税」

「売上」に8%課せられます。
「売上」に課せられるので「売上」の額が大きいほど「消費税」の額も大きくなります。ただし、「売上」が1000万円以下の場合は課されず、払う必要はありません。



『節税』の知識 Lv.0

節税とは、その名の通り支払う税金を節約することです。
税金についてきちんと勉強する旨味はズバリここです。
フリーランスにとってお得な制度は色々と整備されているので
ここではその制度を利用した基本的な節税の考え方をまとめてみます。

「経費」をしっかり計上する。

基本中の基本です。「経費」でたくさん物を買えって事ではなく、
抜かりなく「経費」を計上しましょうということです。

「経費」の項目でも紹介した以外にも、デザイナーの場合は映画の鑑賞代など、
思わぬところで「経費」と扱えるものがあります。
何が「経費」として扱えるかという知識が物を言いますので、勉強してみましょう。
支払いをする際にもらう領収書が「経費」である証明になるので貰うのを忘れずに。

「経費」が増えるということは「所得」が減るということ。
「所得」が減るということは所得税」「住民税」が減るということです。

クライアントに「消費税」を請求する。

「消費税」の項目で、「売上」が1000万円以下の場合は課されず、
一円も払う必要はありません。という話がありましたが、
この「売上」が1000万円以下の事業者を『免税事業者』と言います。

事業開始1年目からいきなり売上が1000万を突破するフリーランス
なかなかいないと思うので、ほとんどの人は最初は『免税事業者』です。

「消費税」を支払う義務のない『免税事業者』ですが、
クライアントへの請求には「消費税」を乗せてOKです。
「消費税」として支払う分の額をクライアントからもらっておいて
実際には支払いは免除される、となると違法?と思われるかもしれませんが、
そんなことはありません。
請求書にフツーに記載すればフツーに受理されます。

青色申告特別控除」を利用する。

確定申告における「青色申告」という申告方法では
最大で65万円の控除を受けることができます。
これはつまり「所得」から65万円をマイナスできるということで、
その分支払う所得税が安く済みます。
しかし、この控除を適用するには複式簿記という非常に細かく
高度な知識を要する記帳が必要
で、
手間を考えると「所得」額によっては手間と儲けが釣り合わない場合もあります。
フリーランスにとって、記帳の手間の為に時間を失うということは
稼ぐ為のをする時間を失うということですので、よく考えて判断してみてください。

僕は、自力での確定申告は早々に諦めて、税理士さんにお願いしてしまいました。