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3種類!フリーランス=個人事業主が開業に必要な書類とは?

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フリーランスとして開業するには、国や都道府県に提出が必要な書類が3つあります。
どれも5分程度で完成する簡単なものです。その3つの書類の書き方を紹介します。



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個人事業の開業・廃業等届出書とは

いわゆる「開業届」です。個人が新たに事業を始める場合に必要な書類です。
国税庁のホームページからpdfがDLできますので、印刷して記入しましょう。

開業の日から1ヶ月以内に、税務署に提出します。



「個人事業の開業・廃業等届出書」の記入例

ここでは、「世田谷区の自宅で働くフリーランスのグラフィックデザイナー」として
開業する場合を例に挙げて書き方を説明します。

難しそうな言葉が並ぶ書類ですが、実際に書き込む箇所は下の画像で示す部分だけです。
(画像クリックで大きく表示。)

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1. _________税務署長

提出する税務署名を記入します。
税務署は管轄地域といってそれぞれ担当している地域が決まっています。
なので、仕事場(自宅)の所在地を管轄している税務署がどこか調べ、
そこへ提出しなければなりません。
国税局の所在地及び管轄区域から管轄を調べることができます。
その下の行には提出日を記入します。

2. 納税地

仕事場は自宅なので、「住所地」に丸をつけ自宅の住所を記入します。

3. 氏名

氏名を記入し、印を押します。認印でも構いませんが、
この期に事業用の印鑑を作成するのも良いでしょう。

4. 生年月日

生年月日を記入します。

5. 個人番号

個人番号(マイナンバー)を記入します。

6. 職業

総務省日本標準職業分類を参考にすると良いそうですが、
「デザイナー」は広義すぎると思い僕は「グラフィックデザイナー」にしました。
どちらでもOKです。

7. 屋号

屋号を使う場合は屋号名を記入、使わない場合は空欄にします。
僕は本名で活動しているので空欄にしました。

8. 届出の区分

「開業」に丸をつけます。

9. 開業・廃業等日

開業した日付を記入します。仕事をし始めた日でOKです。

10,11. 開業・廃業に伴う届出書の提出の有無

青色申告承認申請書」又は〜…の項目は、
青色申告承認申請書を同時に提出する場合は「有」に丸をつけ、
提出しないなら「無」に丸をつけます。
出さないメリットがないので是非一緒に出してください。
消費税に関する「消費税課税事業者選択届出書」〜…の項目は、
自宅フリーランスには基本的に関係のない話なので「無」に丸をつけます。

12. 事業の概要

仕事内容を詳しく記入します。
僕は「広告・商品パッケージ・WEBサイト等のデザイン制作」で
すんなり受理されました。



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所得税青色申告承認申請書とは

確定申告には白色申告と青色申告の2種類があり、
この書類は青色申告を行う為に必要な書類です。
必須な書類ではありませんが、
青色申告には金銭的にとても大きなメリットがある上、
この書類を提出しても白色申告に戻すことは可能ですので
開業届と一緒のタイミングで提出することをお勧めします。

国税庁のホームページからpdfがDLできますので、印刷して記入しましょう。

開業の日が1月15日以前なら3月15日までに、
開業の日が1月15日以降なら開業の日から2か月以内に、税務署に提出します。



所得税青色申告承認申請書」の書き方・記入例

書き込む箇所は下の画像で示す部分だけです。(画像クリックで大きく表示。)

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1. _________税務署長

提出する税務署名を記入します。
税務署は管轄地域といってそれぞれ担当している地域が決まっています。
なので、仕事場(自宅)の所在地を管轄している税務署がどこか調べ、
そこへ提出しなければなりません。
国税局の所在地及び管轄区域から管轄を調べることができます。
その下の行には提出日を記入します。

2. 納税地

仕事場は自宅なので、「住所地」に丸をつけ自宅の住所を記入します。

3. 氏名

氏名を記入し、印を押します。認印でも構いませんが、
この期に事業用の印鑑を作成するのも良いでしょう。

4. 生年月日

生年月日を記入します。

5. 職業

総務省日本標準職業分類を参考にすると良いそうですが、
「デザイナー」は広義すぎると思い僕は「グラフィックデザイナー」にしました。
どちらでもOKです。

6. 屋号

屋号を使う場合は屋号の名前を記入、使わない場合は空欄にします。
僕は本名で活動しているので空欄にしました。

7. 平成____年分以後の所得税の申告は〜…

青色申告を行いたい年を記入します。初回からであれば開業した年と同じです。

8. 所得の種類

「事業所得」に丸をつけます。

9. 青色申告承認の取り消しの有無

新規開業なので「無」に丸をつけます。

10. 業務を開始した年月日

開業届に記入した開業日と同じ日付を記入します。

11. 簿記方式

確定申告時に受けられる特別控除額が
複式簿記では65万円、
簡易簿記では10万円という大きな違いがあります。
その分複式簿記は難しくて大変ですが、チャレンジする価値はあります。
該当する簿記形式に丸をつけます。



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事業開始等申告書とは

こちらは国の税務署ではなく都道府県の税事務所に提出する書類です。
様式や提出期限が都道府県により異なりますので、
ここでは東京都を例に挙げ紹介します。
東京都主税局のHPからpdfがDLできますので、印刷して記入しましょう。
東京都の場合、開業の日から15日以内に、都税事務所に提出します。



「事業開始等申告書」の書き方・記入例

書き込む箇所は下の画像で示す部分だけです。(画像クリックで大きく表示。)

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1. 事務所所在地

仕事場は自宅なので、自宅の住所と電話番号(携帯でOK)を記入します。

2. 名称・屋号

屋号を使う場合は屋号名を記入、使わない場合は空欄にします。

3. 事業の種類

開業届に記入した職業と同じように記入します。
僕は「グラフィックデザイン業」としました。

4. 事業主住所

1.事務所所在地と同じなので、「同上」と書きます。

5. 氏名

氏名を記入します。

6. 開始・廃止・変更等の年月日

開業届に記入した開業日と同じ日付を記入します。

7. 事由等

「開始」に丸をつけます。

8. 申告日

提出する日付を記入します。

9. 氏名

氏名を記入し、印を押します。

10. _______都税事務所長 殿

提出する都税事務所の事務所名を記入します。
税務署と同じように都税事務所にも管轄があるので、
23区内の所管都税事務所一覧表より確認してください。



いかがでしたでしょうか。
僕が一通り開業手続きをした時の印象は、「これだけ?」といった感じでした。
案外簡単ですよね。

注意点としては、きちんと控えをもらっておくことです。
提出時に各2部用意し、
1部は提出用、1部は受付印を貰って持って帰る控え用としてください。
受付印が無いものは無効です。

控えの貰い損ねや紛失で再発行することもできますが、
手続きが面倒だし時間も1ヶ月ほどかかりますので、大切に保管してくださいね。